花嫁衣裳を彩る「花嫁五点セット」をご存じですか?
白無垢や色打掛をご覧になったとき、多くの方は華やかな着物に目がいきます。
しかし、花嫁様の装いは、衣裳だけで完成するものではありません。
実は、和装花嫁には**「花嫁五点セット(はこせこセット)」と呼ばれる大切な小物があります。一般的には筥迫(はこせこ)、懐剣(かいけん)、末広(すえひろ)、抱え帯(かかえおび)、丸ぐけ帯締め**の五つを指し、それぞれに意味が込められています。
**筥迫(はこせこ)**は、もともと武家の女性が鏡や紅などの身だしなみの道具を入れていた小さな化粧小物入れです。「いつまでも身だしなみを大切に」という願いが込められています。
**懐剣(かいけん)**は、古くから魔除けやお守りとして身につけられてきたものです。「自分の身を守る」という意味も受け継がれています。
**末広(すえひろ)**は扇子のことで、「末広がり」の言葉のとおり、これからのお二人の幸せが大きく広がっていくようにという願いが込められています。
抱え帯は、もともと裾をたくし上げるための帯でしたが、現在では花嫁姿をより美しく見せる装飾として用いられています。丸ぐけ帯締めは、丸く仕立てられた帯締めで、「円満な夫婦生活」や「末永いご縁」を願う意味があります。
こうした小物は、一つひとつが控えめな存在ですが、実際に身につけると花嫁姿全体に品格と華やかさを添えてくれます。
ヘアメイク着付け杠では、婚礼衣裳だけでなく、花嫁五点セットや掛下、小物との組み合わせまで考えながら、全体のコーディネートをご提案しています。
同じ白無垢でも、小物の色や質感が変わるだけで印象は大きく変わります。
だからこそ、衣裳だけを見るのではなく、「花嫁様全体の装い」としてバランスを大切にしています。
京都から直接仕入れた婚礼衣裳と、一着一着に合わせた小物選び。
そして、ヘアメイク・着付けまで含めて、お二人らしい花嫁姿を一緒につくり上げていきます。
衣裳には、それぞれの時代から受け継がれてきた意味があります。
その意味を知ることで、結婚式当日はより特別な一日になるかもしれません。
大切な一日に、和の装いを。
ヘアメイク着付け杠では、婚礼衣裳レンタル、花嫁五点セットを含む和装小物のコーディネート、ヘアメイク・着付けまで、晴れの日のお支度をお手伝いいたします。

