技術は、人から人へ。文金高島田髪結いレッスンの一日
今日は美容師さんを対象にした、文金高島田髪結いレッスンの日でした。
レッスンでは、一本一本の髪の扱い方や土台づくり、形を整える理由など、実際に手を動かしながら学んでいただきました。
文金高島田は、ただ形を作ればよいものではありません。
花嫁様のお顔立ちや頭の形、角度によって美しく見えるバランスは変わります。その「なぜ」を理解しながら結い上げることが、美しい日本髪につながります。
レッスンの合間には、美容師として歩んできた昔話にも花が咲きました。
昔は結婚式も多く、文金高島田や新日本髪を結う機会もたくさんありました。
失敗して悔しい思いをしたこと。
師匠である母から厳しく教わったこと。
お客様からいただいた「ありがとう」の一言に励まされたこと。
そんな話をしながら、「技術は経験の積み重ねであり、人から人へ受け継がれていくものだ」と改めて感じる時間になりました。
今では文金高島田を結う美容師も少なくなりましたが、日本の花嫁文化を未来へつないでいくためには、この技術を伝えていくことも私たちの役目だと思っています。
杠のレッスンでは、技術だけをお伝えするのではありません。
花嫁様を安心して送り出すための心配りや、お支度中の所作、現場での対応など、長年の経験の中で培ってきたことも一緒にお伝えしています。
これからも、一人でも多くの美容師さんに日本の美しい花嫁文化を受け継いでいただけるよう、丁寧にレッスンを続けてまいります。
佐賀を拠点に、福岡・長崎など九州各地からも受講いただいております。
文金高島田や花嫁着付け、日本髪に興味のある美容師さんは、どうぞお気軽にお問い合わせください。


