着物を着る日の準備とは
七五三、二十歳のつどい、卒業式、そして結婚式。
着物を着る日は、普段とは少し違う一日です。
その日が決まると、衣裳を選んだり、髪型を考えたり、ご家族で予定を合わせたり。
少しずつ準備が始まります。
「何から始めたらいいのか分からなくて」
そんなお話を伺うこともあります。
お話を伺いながら疑問点を探します。
七五三は、ご家族にとっても初めての一日
七五三の衣裳を見に来られたご家族とお話をしていると、お子さまとの何気ない会話が聞こえてきます。
「これがいい」
「こっちも着てみたい」
「髪はこんなふうにしたい」
小さなお子さまにも、ちゃんと自分の好みがあります。
その隣で、お母さまやお父さまも、
「何を準備しておけばいいですか」
「当日はどんな流れになりますか」
と、ひとつずつ確認されます。
親子で初めての七五三。
衣裳を一緒に見ながらお話をしているうちに、
「そういう意味があるんですね」
と知っていただくこともあります。
そんな時間も大切な時間です。
七五三から、少しずつ大きくなって
七五三のころからお子様のお好みははっきりしています。ご自分で選ばれせる着物が1番いいと思います。
小学校を卒業し、中学生、高校生になって、やがて二十歳を迎えます。
二十歳のお支度
振袖の色。
帯や小物の合わせ方。
髪型や髪飾り。
写真の残し方。
今のトレンドもあります。
そして、ご家族にとっては費用や予約の時期など、考えておきたいことも増えてきます。
七五三とはまた違った準備の時間です。
すべてを早くから決めておく必要はありません。
ただ、少し知っているだけで、いざというときに慌てなくてすむことがあります。
「知っている」が少しずつ増えていく
着物のことも、お祝いのことも、昔からの習慣も。
全部を覚える必要はないと思っています。
今は分からないことがあれば、スマートフォンですぐに調べられます。
それでも、
「七五三のとき、こんな話をしたね」
「成人式って、こんな準備があるんだね」
そんな会話が家族の中に少し残っていると、何年か先に役に立つことがあります。
人生の節目は、突然やってくるように見えて、少しずつつながっています。
七五三だった小さなお子さまが、やがて二十歳を迎える。
そしていつか、自分が親になって、お子さまの七五三を迎える日が来るかもしれません。
大切な日の前に
衣裳を選ぶ時間。
髪型を相談する時間。
ご家族で「どうしようね」と話す時間。
私は、そういう時間も含めて、お祝いの日なのだと思っています。
分からないことは、そのときに聞いていただければ大丈夫です。
ヘアメイク着付け 杠では、七五三、二十歳のつどい、卒業式、婚礼など、衣裳レンタルからヘアメイク・着付けまでご相談を承っています。
大切な日を迎えるまでの時間も、ゆっくり楽しんでください。

